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長野ツーリング 一日目

商品紹介も遅れがちですが、ここのところイベント報告のブログも滞りがちです。
ご参加いただいている皆様、申し訳ございませんm(_ _)m

報告ができていませんが、ちょいちょいサイクリングやパンク修理講習会、ロードバイク操り方練習会なども行ってはいます。
ご興味のある方はお気軽にお問合せください。

さてさて、8月の大きなイベントとしては、長野県は上田市への一泊二日ツーリングへ出掛けてまいりました。
行先は個人的な理由で申し訳ないのですが、店主が開店前に勤めていた思い出の地へのツーリング企画でした。

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ご参加いただいたのは、
一泊組として、マコさん、Tさん、だいさん、イシカワさん、22さん、
日帰り組として、COGさん、ナカノさん。
店主含めて8名でのスタートとなりました。

集合は早朝の4時。
さすがにまだ暗いです。

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残念ながらちょっと小雨が当たっていました。
雨粒の影響で、写真がすごく幻想的になってしまいました。

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名栗あたりまで来ると、だいぶ日が昇って明るくはなってきましたが、晴れはせず。

とはいえさほど大きく降られもせず、暑くならなくて逆にいいかもー?
なんて、まだまだ余裕な感じでした。

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最初の山伏峠はかなりの霧の中。
登りはまだしも、下りはちょっと怖かったです。
慎重にゆっくり下りました。

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秩父市街地に入ると、雨はほとんど降っておらず、ついでにちょっと明るくもなってきました。
この調子で先に進んでゆきたいところです。


と、調子よく進んでいたら、Tさんが変速異常でストップ。
なんと、リヤのシフトワイヤー切れ。

幸いシフトワイヤーの予備も一本持って行っていたので、無事復旧して再スタートしました。

今思えば、これが今後のトラブルの布石だったのかもしれません。

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雨が降ったり止んだりを繰り返しながら、二つ目の峠の志賀坂峠へ向かいます。

と、登り途中に今度はだいさんが前輪をハスってプチ落車。
擦過傷で済みましたが、トラブル2件目。

こちらも一応簡単な消毒薬とバンドエイドくらいは持っていたのですが、今回はいざという時にために備えておいてよかった、というものが多く活躍しました。
荷物も減らしたいですが、ロングライドの時は途中でどんなトラブルがあるか分からないので、ある程度の備えはしてゆきたいですね。

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無事志賀坂峠に登頂!

登っている間はあまり景色が見えない志賀坂峠ですが、頂上から登ってきた道を見返すと、いかにも峠道という感じの道が遠くまで見下ろせて、とても達成感を感じることができます。

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志賀坂峠を下ると埼玉県から群馬県に入ります。

神流町(かんなまち)一押しの恐竜たちを華麗にスルーして、先を目指します。

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さらに進むと上野村に入ります。
すかーんと開けた自然豊かで走りやすい道に出ます。
気持ちいい!

いつの間にか天気も良くなってきました~。

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上野村の道の駅で休憩。
ここから先は今回最大の難所、十国峠に入るので、ここでの休憩は必須です。

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上野村道の駅名物?の、みそパン。
美味しいんですが、口の中の水分がかなりもっていかれるので、水分必須です。
そしてかなり大きいので、みんなでシェア。

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こちらで日帰り組のCOGさん、ナカノさんは折り返します。
ありがとうございました!

行くも帰るも、距離はかなりあります。
お互いに安全に行き(帰り)ましょう~。

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道の駅を出発した一行は、十国峠を目指してちゃくちゃくと進みます。

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途中で左折するとぶどう峠にも行けます。

ご存知の方も多いかと思いますが、この辺りは日航ジャンボ機墜落事故があった御巣鷹山の近く。
我々は十国峠へ向かいますが、分かれ道を過ぎたあたりで哀悼の意をもって通過したいと思います。

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その十国峠も終盤、かなりきつくなってきました。
実際に距離や斜度も厳しい峠なのですが、なんとも精神的にきつい峠です。

店主は以前ここを単独で往復したことがありますが、なんとも大自然への畏怖の念のようなものを感じます。
時折パラパラと砂が降ってきたり、実際に落石だったりで通れなくなることも多く、野生生物が出ることもあります。
「国道ではなくて酷道」と呼ばれる所以でしょうか。
達成感は大きな峠ですが、一人では心細くなるので何人かで登りたいです。

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で、十国峠への畏怖の念が関係あるかどうかは分かりませんが、登頂直前にして今度は店主の後輪のスポークが一本破断。
トラブル3件目。

頂上までほんの少しの距離だったのでそのまま登り切りましたが、この後早速応急処置。
折れたスポークを抜いて、他のスポークテンションを緩めてなんとか車輪をまっすぐに戻します。

スポークレンチも持っておいてよかった。。
ホントいろいろあります。。
もはやちょっとしたトラブルでは驚かなそうです。

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頂上で修理をしていると、長野在住時代の店主の知人達が登ってきました。
予め大体このくらいの時間に十国峠で会いましょうと連絡は取りあっていたのですが、まさかホイールのフレ取りしながら待つことになるとは(苦笑)

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長野メンバー、東京メンバーが合流したところで、改めて記念撮影。
初めてな方も、久しぶりな方も、お会いできて嬉しいです~!

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で、十国峠の長野県側の下り途中。
長野メンバーにパンク発生。
トラブル4件目。
なんとなくそんなことがあるような気がしていましたよ。
このくらいでは驚きませんよ。

サクッと修理して復帰しました。

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頂上付近こそ路面が荒れた箇所もある十国峠の長野側ですが、佐久穂が近づくにつれてとても広く走りやすい道になります。
長野の道、久しぶりだなぁ。

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長野の道を楽しみながらの走行もつかの間、佐久あたりで空模様が怪しくなってきました。。
なんとか上田までもたないでしょうか。。

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ダメでした(+_+)

土砂降りになり、近場で雨宿りするまでのあっという間にずぶ濡れになってしまいました。
これもトラブルのうち?

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激しく降ったせいか、比較的短時間で小降りになったので、走行再開。
晴れ間も出てきました。

写真はしなの鉄道田中駅付近、田中宿のあたりです。
景観を気にしてか、電線がないですね~。

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そしてこちらは王道の観光スポットの海野宿。
『うだつの上がらないの「うだつ」っていうのはコレのことで~』という会話がよく飛び交うと言われる、うだつの上がった街並、海野宿。
とても情感あふれるところです。

画像
観光スポットも堪能しつつ、なんとか上田市街地まで辿り着きました~。
遅めのお昼で信州そばを堪能しよう!ということだったのですが、トラブルの連続で遅くなってしまったこともあり、なんとほとんどのお蕎麦屋さんが閉店時間。。

どうしようか悩んでいたら、地元上田のぱぱなべさんが蕎麦屋さんをたくさん調べてくれて、なんとか空いているお店を探してくれました!
ぱぱなべさん、ありがとうございました~!

というわけで、上田の老舗で有名店、刀屋さんでお蕎麦をいただくことに。
元々行列のできるお店ですが、この日は他の店が閉まっていたこともあって、遅い時間でも外まで並んでいました。

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ここで、本当は他の長野メンバーと一緒に走るはずだったのに、雨の後の二度寝で来られなかった笑いの師匠、かわかわさんが蕎麦だけ食べに合流(笑)
かわかわさんの笑いのオーラは健在でした。

店主のフェイスブックにツッコミを入れまくるうちに、会ったこともないのに東京メンバーに知られているという有名人。

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刀屋さんのお蕎麦、久々にいただきました。
地粉系でコシが強い蕎麦、とても美味しかったです。

もし皆さん行く機会ありましたら、大盛りはかなりの量なので注意してくださいね♪

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走りながら各所で長野メンバーは離脱。
お付き合いありがとうございました!
写真はぱぱなべさんときたむらさん。

ぱぱなべさんには、スポークが折れて応急処置したホイールの代わりに、今使っていないという後輪までお借りしてしまいました。。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
おかげで翌日の復路も安心して走れました。
(ホイールは後日ささやかなお礼付きでお返ししました)

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時間が押していたものの、せっかく通り道なので店主が以前勤めていた自転車店にもちょっと寄ってみたのですが、お盆休みでお休みだったみたいです。

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今回の宿泊予定地の鹿教湯温泉(かけゆおんせん)に抜ける途中にある青木村の、やはり店主が行きつけだったカフェにも挨拶だけ、と思って寄ってみたのですが、やっぱり閉まっていました。

蕎麦屋→自転車屋→カフェと、トラブル続きの後は閉店続きでした。

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18時過ぎ、いろいろトラブルもありましたが、なんとか鹿教湯温泉まで到着しました!
峠たくさんの約200kmちょい、皆さん、本当にお疲れさまでした。
しれっとかわかわさん映ってます(笑)

ちなみに、鹿教湯温泉は店主が青梅に帰る前にアルバイトで働いていた饅頭屋さんがあるのですが、この日は鹿教湯温泉の盆踊りで、そちらの手伝いに出ていて、饅頭屋さんも閉まっていました。
ここまで続くと、ある意味すごいです。

代わりに温泉で汗と疲れを流したあとに、盆踊りの会場に顔を出したら、お世話になった饅頭屋さんのご主人にお会いできて、会うなりウワーっとお酒注がれてしまったので、この後の写真はありません(笑)


濃厚な一日目でした。
明日も頑張って帰るぞー!


二日目に続きます。