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店主イタリアへ~2016~その②

イタリア旅行、2日目のご報告です。
移動に次ぐ移動で辿り着いた、バッサーノ・デル・グラッパのホテルより、2日目スタートです。

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天気は快晴。気温もちょうどいい。
昨日、バッサーノ・デル・グラッパの街並を充分には堪能できなかったので、早起きして旧市街を散策にゆくことにしました。

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各お店は開いていませんでしたが、旧市街地では朝市の準備がせっせと進められていました。
なんだかこれはこれで、とても魅力的でした。

とはいえ、昨晩同様、朝食までには戻らないといけないので、朝市もちゃんと準備が整うまでは時間がとれず、残念ながらお買い物はできず。
でも、なんだかイタリアの雰囲気を堪能できたので、満足です。

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帰り途中、「居酒屋」など日本語が入った提灯が下がったお店を発見!
しかし、店頭には「CINESE」「SHANGHAI」などの文字も。
いろいろ、混ざっとりますね。

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ホテルの朝食はバイキング形式。
これは昨年もそうでしたが、ホテルが変わっても同じでした。

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ホテルで朝食を終えたあとは、ウィリエールの本社工場へ移動。
一年ぶりの本社訪問ですが、ジロ・デ・イタリア開催期間中の今回は、実際のレースでも使われているチームカーなども止まっており、テンション上がる感じになっていました。

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日本には未入荷のウィリエール・ママチャリや電動バイクなども健在でした。

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本社オフィスには、ウィリエールを駆った往年の名選手達の実車がズラリ。
マニアには堪らない光景になっています。

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部屋の隅に、とんでもない高額車が無造作に転がっている!
ZERO 6(ゼロセーイ)、110周年記念カラー、世界限定200台!
日本価格¥650,000(税抜)!!

情報は来ていたけど、ここで初めて実車を見ました。

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ほおほお、200台中の何台目と、メモ書きがしてありますね。

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本社工場の奥に進むと、まあまあ何本もZERO 6がお出迎え。
本社なんだから当たり前っちゃ当たり前ですが、すごい光景です。

この他にも、広い工場内に高額車や高級パーツが所狭しと並んでいて、熟練のメカニックが一台一台を丁寧に組上げています。
改めてウィリエールというメーカーの大きさを実感させられました。

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お!これが新車種CENTO DIECH Air(チェントディエチエアー)ですか!
チェントディエチ、イタリア語で「110」
ゼロセーイも110周年記念カラーで出ていますが、こちらは名前もそのまま110周年を記念して発売される感じです。
明日はこれに乗れるワケですね~。
楽しみです。

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出荷待ち状態にあるフレームや完成車。
これでもか!ってくらいあります。
すごいなぁ。

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ん?
在庫の隅になにやらビールらしき箱が。
しかもよく見るとウィリエールのロゴが入っているような。

ウィリエール、ビールの販売も始めたんですかね(笑)

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ウィリエールの本社訪問を終えたあとは、なんとグラッパの工場見学。
これはウィリエール関係なく、完全にただの観光ですね(笑)
いや、でもありがたい。

案内役のおばちゃんが、とても饒舌でおもしろい方でした。

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って、なんじゃこりゃぁ~!
宇宙船、現る!?

これがなんとグラッパの工場らしいです!
なに?ここ入っていいの?
なんかやけに童心に返って楽しみなんですけど!

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内部は本当に物語に出てくる未来の建造物のようで、とてもテンション上がりました。
グラッパの研究、管理にちょうどよい環境がどうとかいう話と合わせて、この建物を造るのにあたって、先端の曲面型のガラスが造るのが大変だったとか、グラッパ全然関係ない話でもウケてました。

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こちらで造られるグラッパがズラリ。

グラッパもいいけど、建物は地下までつながっており、地下室なども先進的なデザインで、どうしても話より建物に注意がいってしまいました~。

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一通り工場を巡ったあとは、お楽しみの試飲タイム♪
ここでも、各グラッパの特徴を笑いを交えて饒舌に語ってくれました。
細かくは何言っているか分からなかったけど。。

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それはさておき、どれ呑んでもメッチャ美味しかったです!
調子に乗って、結構何種類も呑ませてもらっちゃいました。

とはいえ、アルコール度数は30度から60度。
しかもストレート。
少しずつとはいえ、昼間からなかなかにいい気分になっちゃいそうです。。

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で、いろいろ試飲した後は、お気に入りのグラッパをもちろんお買い上げ(笑)
気分よく、グラッパ工場のおねえさんと記念撮影♪
撮影の掛け声は、「1,2,3,GRAPPA~♪」


店主は何しにイタリアに来たんでしょう(笑)

ちなみにこちらのおねえさん、イタリア生まれのイタリア育ちですが、ご両親はどちらも日本人とのことで、ちょいちょい日本語も話してくれました。

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工場見学を終えた後は、ランチタイム。
こちらでも当然のようにワインが食卓に並びます。。
すみません、昼間から呑んだくれて。
イタリアの休日、満喫中。

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いろいろありましたが、やっと今回のメインの宿泊先「Castel Brando」に着きました!

カステルブランドは古城を利用したホテルで、城下にはウィリエールコンセプトストアもあり、ウィリエールMTBチームの練習拠点にもなっているゆかりの場所です。
昨年も帰り道にストア案内とホテルでのランチにだけ寄ったのですが、泊まるのは初めてです。
古城のホテルに泊まるなんて、ちょっと楽しみですね!

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絶壁に囲まれた古城のホテルへは、ケーブルカーで登ります。
登った先に見えるのは、外も中も、いかにも「お城」らしい雰囲気を満喫できる贅沢なものです!

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通路内には当時の貴族の姿や、拷問部屋を再現した部屋なんかも。。

本物と思われる拷問器具までガラスケースに展示されていて、なかなかに不気味な感じになっています。
この通路は、夜一人では歩きたくないな。。

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さて、ウィリエールは2017年で110周年記念ということもあって、今回は夕食の前に110周年記念の立食パーティー!

お城の庭で立食パーティー。
響きがリッチですね(笑)

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そこで配られたのが、なんとあの工場でみたビール!
あーそういうことだったのね。
ウィリエール110周年記念パーティー用の、記念ラベルのビールだったんですね~。

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CEOのエンリコ氏とも一年ぶりの再会、記念撮影。
クロチェリスタ、覚えてくれているかなぁ?

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チーズの塊から切り分けて食べるこの豪快さは、イタリアならでは。

しかしこの突き立てられたナイフ、なんとなくさっきの拷問部屋を連想してしまった。。

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立食パーティーで軽い飲食のあとは、城内に入って本格的なディナー。

城内で関係者が食卓を囲む姿は、ちょっと宗教画のようでした。
すごいな、お城効果。

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110周年記念パーティーの流れのせいか、食事もいつもより贅沢感があった気がします。

そして、当然テーブルにはワイン。
今日はやたら呑んじゃってます。
すみません。

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夕食を終えて外に出ると、夜のカステルブランドの景観は、また昼間とは違う魅力がありました。

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(オマケ)
お城の雰囲気は堪能したものの、宿泊場所は城下の別の建物でした(笑)

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(言い訳)
ほとんど遊んでんじゃねーか!ってツッコミが入りそうですが、途中ではちゃんと新車説明会、テクニカルセミナーもマジメに聞いてきましたよ!



さて、言い訳したところでその③に続きます。
やっと自転車に乗ります(笑)