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2018最速店長選手権を走ってきました

店内イベントは随時開催していますし、レースにも時々参戦してはいるのですが、なかなか商品紹介だけでも全然間に合っていないので、最近はすっかり走る系のブログを書いておりませんでしたが、、

久々に走った系のブログを書きます。

というのも、表題のレース、なかなかお客様や自転車業界の方にも関心が高いようですので(笑)

昨年に縁あって読んでいただいてから今年で2回目の出場となりますが、雑誌「サイクルスポーツ」主催のレース「全日本最速店長選手権」に今年も呼んでもらえたので、頑張って走ってきました。

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会場は千葉県成田市にある下総フレンドリーパーク。
1周1.5kmの周回を50周する、計75kmのレースです。

ご存知の方も多いかもしれませんが、雑誌企画のちょっとしたネタレースから始まったらしいこのイベント、気が付けば元プロ選手や元オリンピック代表など、とんでもない怪物店長が多く出場するハイレベルなレースになっており、私のレベルでは出させてもらうのも恐縮なレベルの大会です。。

そして80%ルールの採用。
先頭の周回タイムから80%以上遅れた選手はその場でレースを降ろされてしまうため、完走するのも厳しいことで知られています。
1周が短く、ハイスピードなので2分ちょい(130秒くらい)で回ってしまうので、100秒くらい先頭から遅れただけで足切りされてしまう計算になります。


とはいえ、昨年はギリギリ完走できたので、なんとか今年も完走を目指して頑張ることにしました。

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まだ元気なスタート前。
写真はクロチェリスタのジャージブランド「BIORACER」でもお世話になっているクランノートの和田さんに頂きました。
ありがとうございました!

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今年の出走は44名、昨年と同じです。

スタート前、、
完走できるかメッチャ不安です。。

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いざレースが始まると、いきなりトップスピードです!
複数のコーナーと僅かなアップダウンを含むコースを、40km/h以上で走り続けます。

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1周の中にある数少ない登りのポイントで、毎周のように加速!
アタックも頻発するこの大会、ひたすら高速でインターバルを繰り返しているようなレース展開です。

私もホビークラスとはいえレースは年に何戦か出ますが、コーナリング中もベタ踏みしていないと離されてしまうレースはこの大会だけだと思います。
コーナリング中もペダリングを止められないので、必然的に高いバイクコントロール技術も求められます。

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そして今年から導入されたスプリントポイント。
これがクセモノでした。
10、20、30、40周ごとの先頭通過の3名にポイントが与えられ、最終的にポイントを多く獲得した選手にゴールの着順とは別のポイント賞ジャージが与えられるのですが、そのポイント獲得もあって10周ごとに大きくペースが上がるシーンがあります。

そしてポイント周回が終わってもスピードが落ちないのもなんとなく想定済み。。
その加速に乗じてアタックを試みる怪物店長たちが多く、集団は分裂。

先頭は7,8名。
これはヤバい!と思って3人で追走を仕掛けたのですが、最終的にはこれが判断ミスだった気がします。

結局もともとあまり余裕のない私は、残り約40周も残して既に限界寸前まで追い込んでしまいました。
しかもこの後、特別な追走をするまでもなく集団は元通り一つに戻りました(笑)
余裕もないくせに、無駄足も使ってしまうという失態でした。

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それでもギリギリ息を整えながら、なんとか集団に食らいついて周回を重ねました。

ちなみに上の写真はY's Road大宮店の野澤様よりいただきました!
ありがとうございました!
ギリギリの走りをしている私を、素晴らしいカメラマンテクニックでカッコよく撮ってくださいました。

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こうして息も絶え絶え、なんとか集団に食らいついて40周も超えたころ、レースはゴールに向けて更に加速!
ギリギリの走りを続けていた店主ですが、ついに5周?6周?を残して集団から千切れました。

昨年も残り10周ほどのところでやはり先頭集団からは切れてしまったのですが、昨年は7、8名くらい同時に切れてしまったのが幸いして、なんとか遅れた選手同士で協調しながらゴールを目指すことでギリギリ完走できました。

しかし今年は単独切れ。。
あと少しとはいえ、限界で千切れた単独の選手と、ゴールに向けてハイスピードを刻む集団の差は見る見る開いてゆきます。

周囲からは見ず知らずの人からも「あと少しだから頑張れー!」と熱い声援をいただいたのですが、、
結果、残り3周を残して無念の足切りとなってしまいました(T_T)

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優勝は見事二度目の優勝を果たしたエイジサイクルの岩島店長。
おめでとうございます!
あの怪物級店長の中でも、別格の走りを見せていました。

かくいう店主はDNFでは一番上という微妙な結果。

とはいえ、主催のサイクルスポーツのナカジさん曰く「必ずしも速いだけじゃなくて、何かやってくれそうな店長を呼んでいる」とのこと。

ギリギリまで耐えていたのに残りたったの3周で足切りをされた私は、ある意味ドラマティックに散ってこの大会の厳しさを物語る役目を担ったはず!!

と、勝手に納得しながらも、来年への雪辱を誓うのでした。
(といっても勝つのはマジで無理そうなんで、完走するという雪辱なのですが)

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レース序盤、追走で脚を使ったとは書きましたが、実際に一緒に追走した他の店長の方々はしっかり完走しています。
そしてあの場面、おそらく同じ場面にまた出会ったら、やはり追走すると思います(笑)
あれがなければギリギリ完走できたかもしれませんが、なぜか後悔はしていません。
多少は動いた上で完走はできるくらいに鍛え直したいと思います。

参加された店長の皆様、主催のサイクルスポーツの皆様、お疲れさまでした!
そして応援してくださった皆様、ありがとうございました!
ぜひまた来年お会いしましょう!
店主がサイスポさんに愛想尽かされて呼ばれないことがなければ、、(^^;)