クロチェリスタの一押しブランド、Wilier(ウィリエール)の2020モデルがフルラインナップで発表されました。
今回は最新素材と技術、ウィリエールの独創性を惜しみなく投入したトップモデルZERO SLRがなんといっても注目の的!
他にも新モデル、継続だけどお得なパッケージの完成車、力を入れたクロモリモデルなど、多数ラインナップされているので、順を追ってご紹介したいと思います。
8/20までの早期予約期間内にご予約いただきますと、お得な早期予約特典があります!
車種によって特典内容は異なりますが、かなりお得だったりするのでこの機会をお見逃しなく
まずは大注目のトップモデルZERO SLR(ゼロエスエルアール)
最新技術や詳しいデータなどはシクロワイアードさんに全4回にわたって紹介されていますので、そちらをご参照ください(笑)
シクロワイアードさんの記事はコチラ
細かなデータなどはさておき、、
この他社にはない超高級カーボン「三菱ダイアリード」と「フィルム構造」。
前作ZERO.6にも共通するところなんですが、
このZERO.6が実際に乗って衝撃を受けたのをよく覚えています。
抜群に軽くて進むのに、不思議なほど跳ねず、ロングライドモデルかと思うくらい乗り心地もいい。
私自身かなりのメカオタクで変態的だと思っていますが
いわゆる「マスプロメーカー」でここまでの感動は正直意外でした。
その進化版とくれば、期待値は本当に大です。
トタルのチームカラーっぽいブルーも非常にカッコよかったのですが、このレッドがまた渋くていい色でした。
艶消しのワインレッドカラーは、角度によってはウィリエールの古くからのブランドカラーである「ラマート(銅色)」にも見え、なんとも妖艶な雰囲気でした。
コチラはオーソドックスなマットブラック。
専用ハンドル、電動専用、ケーブルフル内装などの制約は、本来はあまり好きではない仕様なのですが
でもそれを補って余りあるだけの期待値があります。
フレームセット¥650,000だったZERO.6に対して、専用の一体型軽量フルカーボンハンドルも含めて¥590,000という価格は、実質値下げとも思います。
(ちなみに一体ハンドルの価格は¥90,000と発表がありました)
かなりお得なDi2完成車の設定もあるので、ディスクブレーキと合わせて、トップモデルではありますが、全く新しい一台として完成車で用意するのもありだと思います。
MAVICのスピードリリース対応で、スルーアクスルでも素早く簡単にホイールの着脱ができます。
さて、ZERO SLRをたっぷり紹介しましたが、他の車種もご紹介したいと思います。
ZERO SLRと双璧をなすエアロフレームのトップモデルCENTO 10 PRO(チェント ディエチ プロ)
もともと最新のエアロフレームとして登場したCENTO 10を、プロチームの要望を受けて更に剛性をアップしたレーサー向けフレームです。
写真の他にレッドとマットブラックがあり、イエロー以外の2カラーにはディスクブレーキ用フレームもあります。
フレーム+ハンドルステム¥500,000、完成車は¥585,000~
(ディスクブレーキ仕様はフレーム+ハンドルステム販売のみ)
剛性強化の「PRO」と比較して、標準モデルの「ELITE」もあります。
フレーム+ハンドルステム¥400,000、完成車¥445,000~
2色展開
こちらは軽量レーシングフレーム「ZERO」シリーズのセカンドモデル、ZERO.9(ゼロノヴェ)
トップモデルさながらのフル60Tカーボン仕様で、山岳モデルかと思いきや、登坂だけでなくスプリントもバッチリこなすマルチレーサー。
ZERO.9は本国では終了モデルながら、日本での人気もあって代理店さんのオファーで造っている日本限定モデルなので、
「EDIZIONE LIMITATA GIAPPONE(日本限定版)」の表記が。
フレーム¥300,000、完成車¥345,000~
5色展開
エンデュランスロードのトップモデルCENTO 10 NDR(チェントディエチエヌディーアール)
トップクラスのフル60Tカーボンで仕様、走りにも妥協しないエンデュランスロード。
シートステーにある複雑なエラストマー構造は、モノステー型の単一方向のエラストマーに比べて横剛性を下げることなく高い振動吸収性を確保できるとのこと。
フォーク先端とリアエンドのパーツを交換することで、キャリパーブレーキ仕様にもディスクブレーキ仕様にも対応する懐の深い一台です。
フレーム+ハンドルステム¥500,000、完成車¥585,000~
NDRシリーズのミドルグレードCENTO 1 NDR(チェントウノエヌディーアール)
カーボンは46Tで価格を抑え、エラストマー機構はないものの、細身の湾曲したシートステーは高い振動吸収性を確保。
CENTO 10 NDR同様、エンドパーツを交換することでキャリパーブレーキ仕様とディスクブレーキ仕様どちらにも対応しています。
フレーム¥310,000、完成車¥355,000~
ちょっと珍しいマットブルーカラーもあります。
グラベルロードらしい渋めのカラーですね。
2色展開
CENTO 10が出てからも高い人気を誇るエアロフレームCENTO 1 AIR(チェントウノエアー)にはディスクブレーキ仕様が新登場。
CENTO 10にエアロ系トップモデルの立ち位置は譲ったものの、CENTO 10以上の迫力あるエアロ形状とフル60Tカーボンの走りは健在です。
フレーム320,000、完成車¥395,000~
2色展開
キャリパーブレーキ版のCENTO 1 AIRにも新色が登場。
CENTO 1 AIRもロングセラーモデルですが、いまだに人気があることが伺えます。
完成車¥295,000~
4色展開
こちらもロングセラーのオールラウンドカーボンモデルGTR Team(グランツーリズモアールチーム)
全5色展開で、ブラック/シルバーとレッドにはディスクブレーキ仕様も出ています。
フレーム¥175,000、完成車¥245,000~
ディスクブレーキモデルは完成車¥290,000
新しくなったアルミモデルmonte4(モンテクアトロ)も注目です。
日本オリジナルモデルで、あえてケーブルは外装にし、メンテナンス性と引きの軽さを改善しつつ、軽量化も果たしています。
いかにも日本の自転車屋さんオファーな感じの仕様ですね
コラムまでカーボンのフルカーボンフォーク、
コンポーネントは一切混ぜ物なしのフルシマノ、
コックピットはRITCHEYとPROLOGOのサドル、
入門機ながら細部まで一切の抜かりがない「玄人好みの完成車仕様」もWilierならではの魅力です。
フレーム¥100,000、完成車¥170,000~
3色展開
本格シクロクロスレースからバイクパッキングまで出来る本格グラベルロードJENA(ジェナ)
フル60Tカーボンの「ガチ仕様」です。
服部産業の営業さんのバイクは、なんと超軽量なマウンテンバイク化されていました
JENAの用途の広さを実感させられる仕様ですね~
Wilier、最近クロモリモデルにも力入れてます。
ZAFFIRO(ザフィーロ)
ヨーロッパのクロモリのトップモデルに使われるド定番のパイプ「コロンバスSL」をラグ接続した、スチールファンに贈る日本企画の上質なクロモリモデル。
コロンバスSLを職人が繋いで造るモデルとしては、破格の¥210,000
コロンバスSLのイタリアンスチールといえば、某有名メーカーのクロモリフレームがありますが、そちらにはちょっと申し訳ないくらいのハイコストパフォーマンスフレームです。
Gastaldello Fillet(ガスタルデッロ フィレット)
滑らかな仕上げのフィレットブレージング仕上げに、フルカーボンフォークを備えた現代的なクロモリフレーム。
パイプは「コロンバス・クロモール」
ウィリエールのブランドカラー「ラマート(銅色)」のロゴが、たまらなく渋いです。
フレーム¥190,000、完成車¥310,000~
Gastaldello Intarnal(ガスタルデッロ インターナル)
フィレットブレージングとは異なりますが、Tig溶接ではなく、接合部から内側にロウ材をまわすインターナルブレージングという手法で美しく仕上げられたクロモリフレーム。
フレーム¥160,000、完成車¥240,000~
数多くラインナップを紹介しましたが、ここには載せきれていない継続品のロードバイクやMTB、TTフレームなどもラインナップあります。
いずれも8/20までの早期予約には特典がありますので、
お気軽にご来店、ご相談ください!
Written by 店主
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