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注目!ONEAER(ワンエア―)のホイール!

今回は新進気鋭のホイールブランド「ONEAER(ワンエア―)」のご紹介です!
また聞きなれないブランドのホイール持ってきたな、、と思わず、お付き合いください(笑)

実は以前から情報は来ていて、期待は大だったのですが、
なかなか最終的な納期や価格が決まらなかったこともあり、ご紹介が遅れていました。

というのも、クロチェリスタ一押しのホイールブランド「EVO(エヴォ)」の技術者が、更なる理想を求めて独立したというのだから、期待せずにはいられません。
EVOが元々トップグレードの走りを低価格で実現していただけに、その中身とは?

DX3 (4) RX (2)
ONEAERとは、、
EVOに限らず名だたるブランドでエンジニアとして活躍したAndy Lee氏が、
ホイール製作に関わる各分野のスペシャリスト6名を集めて2019年に立ち上げたという、
まさに新進気鋭のホイールブランド。
AERは「Advaced Engineering Reinforced」の頭文字。

その注目度は業界内では既に高く、某有名ブランドが完成車のトップモデルに採用することも既に決まっています。

種類は多くはありませんが、最高のホイールを追求して立ち上げられたブランドだけあって、期待大のアイテムが揃っています!

画像 DX5 (2)
DX3 & DX5
D→ディスクブレーキ
X→トップグレード
3→38mmハイト
5→48mmハイト

最高の品質を求めたというだけあって、リム素材は実に東レのT1000とT700を始め、5つのマテリアルを組み合わせたという手の込んだもの。
そこに妥協なく、SAPIM社のCX RAY AEROのスポークを合わせています!

DSCF6356
しかもハブにはDT SWISSのDT240Sを採用!
このハブ、前後で8万円くらいします。。

DSCF6449m
グラフェン模様?
雪の結晶のような模様は、トップモデルの証。


リム・ハブ・スポーク。
これだけのこだわりが詰めると、じゃあ一体いくらになっちゃうの?
と気になるところですが。。

DX5
(2023一部訂正)このブログ、やけに閲覧数多くて影響もありそうなので、価格は伏せます絵文字
価格の変動はこの後も続きそうなので。
ただ、ONEAERのホイールの価格が性能に対して特別に安いのは変わりません!


ONEAERの価格、カーボンホイールに馴染みがないと「やっぱ高いなぁ~」とか「そんなもんなんじゃん?」という感想も出ちゃうかもしれませんが、これは凄いことなんですよ~!

EVOのホイールもこの価格では有り得ないくらいの性能と以前書きましたが、これはそれを超えていると思います。
EVOの方が価格は安いですが、リムはさておき、さすがにハブやスポーク周りはここまでのこだわりは出せていません。
さすがは理想を追求したブランドというところでしょうか。

DX3は38mmのTLR(チューブレスレディー)仕様で1320g、
DX5は48mmのTLR仕様で1370gと、
同ハイトのTLR・ディスクブレーキ仕様のカーボンホイールとして、最軽量レベルに仕上がっています。

RX3 RX5
RX3 & RX5
R→リムブレーキ
リムの素材やスポーク、ハブのグレードをDXシリーズ同様のこだわりを持って仕上げた、リムブレーキホイールです。
RXシリーズもこれだけのこだわりを込めて、○○円!

DSCF6355
DX同様、結晶マークはトップモデルの証です。

RX3は38mmTLR仕様で1405g
RX5は48mmTLR仕様で1422gです。

リムブレーキモデルも充分に軽いんですが、ここでお気づきの方もいるかもしれません。
ディスクブレーキモデルの方が軽いんです。
各社のホイールを見ると、ディスクブレーキモデルの方が軒並み重いことがほとんどです。(ついでに高価なことも多い)

業界的には以前から噂されていましたが、
ハブはディスクの取付台座の分、ディスクブレーキ仕様の方がどうしても重くなります。
一方のリムは、ブレーキ強度を気にせずに設計できるため軽くできるはず。

このONEAERのホイールの逆転現象を見るに、ディスク仕様として完全に再設計された超軽量リムは、ハブの重量増を補って余りある軽量化ができるのではないか、ということがどうしても頭をよぎります。
こんなところからも、ONEAERの先進性を表している気がします。

D3 D5
最高のホイールを追求しているONEAERですが、セカンドグレードのモデルもラインナップされています。
D3 & D5

とはいえ、冒頭に書いた某完成車のトップモデルにアッセンブルされるというホイールも、なんとこのセカンドグレードモデルとのこと!
「X」の性能はやはりONEAERのホイールを買ってくれた方だけ、というプレミアム感とともに、
セカンドグレードでも大手完成車メーカーが納得のいく仕上がりになっていることが伺えます。

Dハブ
セカンドグレードとはいえ、
リムは東レのT800、T700を始めとした5つのマテリアルを組み合わせた上位譲りの造り。
ハブはダウングレードしつつも、やはり信頼のDT SWISS。
充分なスペックです。

価格はなんと○○円!
カーボンホイールの最安価格レベルです。
東レカーボン・DT SWISSハブ・TLR・ディスクブレーキ、、
これだけの単語を並べてこの価格とは。。


DSCF6448m
昨年から店頭ではご紹介していたので、既にご予約頂いていた方の分が本日入荷しました!
技術者いわく、EVOはガッチガチに尖った剛性感の高い性能にしたけど、もう少し万人受けする味に仕上げたとのこと。
ホイールのテンションチェックして、チューブレスレディータイヤをインストールしましたが、なかなか良さげです♪

初回便は意外なほど?既に人気で完売しており、次回入荷は3月以降を予定しています。
リムブレーキ仕様もオススメですが、気鋭のブランドだけあってディスクブレーキモデルは特にオススメ感高いです。

高品質なカーボンホイールが欲しい!
でもコストは押さえたい、、
そんな方は、ぜひ選択肢に加えていただきたいホイールです!



1/31追記
このブログを書いたあと、代理店さんから追加の情報をいろいろ頂いたので、ちょっと小話を加筆。

ONEAERのホイールに使われているDT SWISSのハブですが、DT SWISSはホイールメーカーに使用許可を出すことが厳しいことで有名で、新参ブランドにインストールされることは異例中の異例なのだそうです。

しかも今回のONEAERブランドの立ち上げに当たっては、むしろDT SWISS側から「ぜひウチのハブを使ってくれ!」というオファーがあったとのこと。
その話が話題になり「そんなこともあるのか!?」という驚きと共に、冒頭の某有名ブランドが完成車に採用することを決めたのだとか。

それほどまでにAndy Lee氏の業界内での信頼は厚く、更に「台湾のホイールメーカーを支えていた職人が一堂に会した」と言えるほどの職人を集めた職人集団であるONEAERならではのエピソードかもしれません。

bag
載せ忘れていましたが、ホイールバッグも付属で、これまたなかなかよくできています絵文字
ホイール一本入りの2枚がフックで固定できるようになっており、固定すれば2本入りバッグのように持ち運べ、切り離せば1本ずつとしても使えるようになっています。
車載の時にフレームを挟むように置いたり、運ぶときは一体にして運んだり。
なかなかありそうでなかったアイデアですね!


さらに追加情報

トップモデルにあたる「X」シリーズは、完成車供給されないだけでなく、
7月まで日本のみでしか買えない専売商品とのことです!
代理店さんやるな~(笑)

しかもXシリーズは最終カツカツまで改良に改良を重ねた結果、上記したカタログ重量より更に軽く仕上がったそうです絵文字
DX3→1295g
DX5→1351g
RX3→1383g
RX5→1415g

38mmハイト、TLR、ディスク、強度・剛性もバッチリで1300gアンダー。
技術者の執念を感じます。

ONEAERのご用命はぜひクロチェリスタまで~!