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展示会情報 カワシマさん前編~海外パーツいろいろ

ここのところ暖かくなってきて、自転車乗りの方々もお出掛けの機会が増えているように感じます。
クロチェリスタにお越しいただくお客様も少しずつ増えており、ありがたいことに中には「いつもブログ見ています!」なんてお声かけていただける方もあり、とても励みになります。

一方、ご来店いただくお客様が増えた分、作業依頼なども増え、ブログは滞りがちです。。すみません。
展示会情報など、最新からはほど遠くなりつつありますが、頑張って更新してゆこうと思います。

今回は数多くの商品を取り扱うカワシマサイクルさんの展示会情報ですが、数が多いので2回に分けようと思います。
まずは特徴的なアイテムが多めな海外パーツ編です。

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まずはELITE(エリート)のローラー台。
仕様感のある展示品(笑)

脱落しにくい「つづみ型ローラー」が特徴のエリートの3本ローラー「アリオン」ですが、アルミローラーモデルもしっかりつづみ型になっています。
より高速時でも安定感が欲しい方は、アルミローラーモデルの方がいいかもしれませんね。
ARION ¥31610
ARION AL13 ¥57710(税抜)


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固定ローラーは抜群の静かさが売り。
ワンタッチ固定、自重式で設定不要なのも楽でいいですね。

静かさ最優先ならフルード(¥43970税抜)、負荷調整も必要ならハイドロマグ(¥51330税抜)、電源利用による負荷調整やパワー計測もできるデジタルマグ(¥69530税抜)などもあります。

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先日JET BLACKでもご紹介した抜群の実走感を持つ固定ローラー、ダイレクトドライブ方式をとったターボムイン。¥76130(税抜)
シマノ11S対応。

性能はさておき、ホイールと一緒で、今後のスプロケットの互換性などが気になっちゃいますね。

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エリートといえばボトル&ケージも有名ですね。
今回は大体継続品で、そこまで目新しいモデルはなかったです。

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PROFILE DESIGN(プロファイルデザイン)のカーボンホイール。
比較的安価なカーボンホイールの中では評判もよく、ちょっと気になります。
ラインナップは分かりやすく
・クリンチャー OR チューブラー
・リムハイト→38mm、58mm、78mmの3種類より


前後別売りなので、前後でハイトを変えたり、他のホイールと合わせたりできるのもいいですよね。
38クリンチャー F:¥83920 R:94030
38チューブラー F:¥77910 R:¥88660
58クリンチャー F:¥88660 R:¥99410
58チューブラー F:¥83290 R:¥94030
78クリンチャー F:¥99410 R:¥110160
78チューブラー F:¥94030 R:¥104780(税抜)


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リム幅は流行のワイドリムで24mm。
Edcoの27mmワイドリムとかだと付かないフレームもありそうですが、このくらいならまあ大体のフレームは大丈夫でしょう。

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プロファイルデザインを長年扱っているカワシマサイクルさんが補修パーツもばっちり手配してくれるというのも大きいですね。
なんと各スポークが最初から4本ずつ補修用に付いてきます!
プロじゃない限り、ホイールはこういったアフターが利くかは性能と同じくらいに大事なところ。

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ALTAIR DISC
¥162480(税抜)

まったいらな形状のディスクホイール。
こちらはチューブラーだけです。

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もともとトライアスロン系のパーツブランドなだけに、トライアスロンやタイムトライアル系のパーツやグッズの充実っぷりはさすがです。
しかもこれらも比較的安めです。

ステムの上、サドルレールなどにボトルを増やせるのは、ソロでのロングレースなどでも役立ちます。

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DHバーも基本形状で5種類、それぞれにアルミモデルとカーボンモデルが用意されています。
サドルをTTポジションに変えるためのシートピラーなども出ているので、手持ちのロードバイクを疑似的にTTバイクっぽくすることも可能です。

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曲げが選べるドロップハンドル。
フィジーク的ですね。
クランプのφ31.8部分が長く、上ハンドルが太いのは接触面を増やしてショックを分散するとのこと。
好みですが、個人的には細い方がいいかな。

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AERIA ¥10060(税抜)
クランプボトルが下に付いた、独特な形状のステム。
エアロ効果を狙ってのことかと思いきや、サイクルコンピューターやDHバーを付けても作業が簡単になるという堅実な理由。
しかし、デザイン的にもスッキリしてていいですよね。

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カーボンボトルケージがカラフルだったのでなんとなく1枚。
価格は¥7040(税抜)と、カーボンらしくそれなりのお値段。

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カラフルでカッコいいMTBペダルのイメージが強いCRANK BROTHERS(クランクブラザーズ)
泥はけ性能、プラットフォームの広さなどによって形状が異なり、それぞれにグレードがあります。

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アダプターを付ければロードシューズにも付くよ~という展示。

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クランクブラザーズは携帯工具も隠れた名品です。
持ちやすさとビットの精度が、携帯工具の中ではかなり高く感じます。

ステンレスビットのモデルがあるのも特徴的。
通常の工具より、持ち歩いていて雨に降られて気が付いたら錆びていた、、ということが多い携帯工具において、ステンレスビットは大きな強み。
上位モデルは角度固定機構も付いていて、使いやすさは抜群です。

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そんなクランクブラザーズの携帯工具に新モデルが追加されていました。
なんだかおにぎりのような形状の工具。

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センターには磁石付きのY型ツールが2つ、外周にはY型ツールに合わせて使えるビットを収めたケース、CO2ボンベ、チェーン切りなどが搭載されています。

実用性もなかなか悪くなさそうですが、それ以上になんだか所有欲をくすぐりますね。
ちょっと自慢したくなる工具です。

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さて、カワシマサイクルさんのかなり大きなウェイトを占めていると思われる新進気鋭のイタリアンパーツブランド、Fi'zi;k(フィジーク)
毎年チーム供給しているチームカラーサドルが出ますが、今年はアリアンテで出ましたね。
Ariante R3 TEAM EDITION
・BMCレーシング、AG2R、キャノンデール、チームスカイ、モヴィスター、オリカグリーンエッジ、FDJ
各¥20340(税抜)

2色のスカッフガード(キズ防止パーツ)が付属し、色を変えることもできるようになっています。

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チームカラー以外にも、たくさんラインナップがあります。
ベース素材、レール素材などによって、グレードもカラーもさまざまです。

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アリアンテよりも細く、軽く、アリオネよりは座面が広く、平らなアンタレス。
同様にラインナップは豊富にあります。

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最近減りつつある、ラウンドした座面のサドル、VOLTA(ヴォルタ)。
こちらはまだ新しいせいか、R1¥33310とR3¥20340(税抜)の2種類。
カラーはそれぞれに2種類あります。

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こちらはKurve(クーヴァ)シリーズ。
特殊な形状でしなりを生むレールと、レールの付根でバネのように働くパーツを設けることで、パッドではなくサドル全体で快適性を生もうというもの。

形状に「スネーク」「カメレオン」「ブル」とありますが、名前こそ付けていませんがどう見てもアリオネ、アンタレス、アリアンテですね。

それぞれにカーボンレールモデル¥36820(税抜)、アルミレールモデル¥29100(税抜)があります。

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穴あきサドルに否定的なフィジークが贈る溝付きサドル「VERSUS」と「VERSUS X」。
VERSUS Xは通常のVERSUSよりさらに溝が深く、パッド量が多めです。

これにもアリオネ、アンタレス、アリアンテの3形状、それぞれにカーボンレールモデル、アルミレールモデルがあります。
ラインナップ多いですね~。
覚えられない(笑)

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さて、ハンドルもつくっています。
もともとはサドルから派生して、軽くてカッコよくて微調整がしやすいシートピラーを造り、更にはハンドル、ステムまで造ったという経緯があります(笑)

これがサドルと同じく、身体の柔軟性によって選べる3つのリーチ&ドロップが選べるというもの。

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とはいえ、ハンドルの形状は好みが出ると思います。

その好みの話は別にして、ハンドルの重量と剛性のバランスはなかなか良さそうでしたよ。
アルミのR3はアルミバーとしてはかなり軽く、剛性はバッチリ、R00は超軽量バーの中では剛性は保たれている方だと思います。
R3 ¥10870
R1 ¥32260
R00 ¥46640
各3サイズあり。


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フィジークはシューズも特徴的ですね。
まずオシャレ♪

前回の展示会で発表され、既に店頭にも並んでいるboaシステム採用の「Bシリーズ」から限定カラーモデルが発売です。

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R3B Grey/Green
¥31520(税抜)

カーボンソール採用の上位グレードboaシューズ。
鮮やかな色合いですね~。

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R5B Black/Red
¥18880(税抜)

両方向への微調整が可能な最新のBOA IP1クロージャーを採用した入門モデルの限定カラーモデル。

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通常カラー
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レディースモデル
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MTBモデル

フィジークシューズは限定シューズに限らずお取扱いありますので、お気軽にお問い合わせください。
試着できるモデルもあります。

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フィジークの後は同じくイタリアよりCHALLENGE(チャレンジ)のタイヤコーナー。
イタリアンタイヤらしく、高TPIのしなやかさをウリにしたタイヤが多くあります。

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特にチューブラーのラインナップの多さが目立ち、他メーカーの繊維系チューブラータイヤより価格が抑え目なのが好印象です。
私自身はVELOFLEX愛用者なのですが、VELOFLEXのチューブラーはかなりいいお値段なので、これもアリかなぁと思います。

320TPIのトップレンジモデルCRITERIUMで¥9800(税抜)なのは、昨今のチューブラータイヤ事情で言ったら間違いなく安いです。
VELOFLEXほどの軽さと加速感は感じませんが、極上の乗り心地とドライグリップ性能、加速性があります。

VULCANOも¥3560(税抜)の練習用タイヤと言いながらもハンドメイドされており、触り心地は充分にしなやかな印象です。
繊維系タイヤが好きな方は、お試しに、予備タイヤに、いいと思います。

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チャレンジはシクロクロスタイヤでも有名ですね。
当然のようにシクロクロスチューブラーのラインナップも豊富です。
「チューブレス」のラインナップこそありませんが、それを補って余りあるイタリアンタイヤならではの魅力をもつブランドだと思います。

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Deda(デダ)のパーツは大きな変更はありませんでした。
安定の品質、ラインナップですね。

新商品だった50mmのミニマムステムが実際に出回り始めたことくらいでしょうか。

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DedaのMTBパーツブランド「Mud」も実際に出回り始めています。
ステムやピラーはロードとも共用できるので、デザイン的に好きな方はこれも魅力的だと思います。

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さて、最後は発表以来話題に上ることも多いレーシングゼロ・カーボンとレーシングゼロ・ナイト。
どちらもなかなか魅力的なアイテムですね。

求める性能にもよりますが、レーシングゼロ・カーボンなどはレース目線で考えたら非常によいパートナーになってくれそうです。

レーシングゼロ・ナイトと合わせて、「クリンチャーでオールブラック」という理由で欲しいという意見もありますね。
それも重要な選ぶ理由です(笑)


例によって、ひたすら箇条書きのように書いてまいりました。
既に店頭に並んでいるもの、取り寄せ可能なもの、予約受付中のもの、ごちゃ混ぜです。すみません。
気になる商品がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

後編では国内ブランドコーナーをご紹介して参ります。