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ANCHOR(アンカー)の親切心

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010203

言わずと知れたBRIDGESTONE(ブリヂストン)が送り出すスポーツ車ブランド、それがANCHOR(アンカー)
アンカーはただのブリヂストンサイクルが送り出すブランドというだけではなく、壮大なプロジェクトの名前でもあります。
それは日本人が日本ブランドのバイクを駆り世界の頂点を目指すという壮大な「アンカー・プロジェクト」
そのためにアンカーにはチームが存在し、選手の育成にも力を注ぎ、選手のフィードバックをすぐにバイクに反映させています。
そしてスポーツ自転車の裾野を拡げるため、女性用モデルやジュニアロードもラインナップし、高体連の自転車部には学割制度も設け、レースやライディングも企画。

そんな日本のスポーツ自転車文化に貢献しているアンカーの自転車は、やはり日本らしい親切な仕様・設計で知られています。
比較的低価格帯からでもカラーオーダーを受け、パーツのサイズやグレードも選べる「セミオーダーシステム」を導入。
完成車でもフレームを一から組んだような、その人に合わせた自転車を選ぶことができます。

そして完成車ではパーツの一部をダウングレードしたりシマノ純正でないパーツを付けるのが当たり前だった遥か以前から、一貫した混ぜ物なしの完成車を用意することでも有名でした。
コンポーネント以外でも、アルミフレームではアルミコラムのフォークが当たり前の中、フルカーボンフォークを使用したり、タイヤは完成車では一番安いのが相場の中、中堅モデルを使用したりと、なかなか初めての方では気が付かないレベルの細部までの気遣いは、まさにアンカーの親切心といって間違いないと思います。

アンカーの自転車は目的がはっきりしたものが多く、その狙いに合わせてとても扱いやすく仕上がっており、まさしく乗りやすい日本車のようです。
レーサーには強い力に負けない剛性感と加速性を、ロングライドモデルにはただ剛性を下げるのではなくその分を最適に軽量化し、より楽に遠くへゆけるように。
そしてお得意のNEO-COT(ネオコット、NEO Contour Optimization Theory 新形状最適化理論)においては、丸パイプが当たり前のクロモリパイプを形や厚みを細かく変え、しなかやかながらよく進む、今でこそ注目されている、剛性一辺倒ではないしなりやバネ感をいち早く取り入れ、いまだに人気を博しています。

この親切心あふれるアンカーの自転車が適正価格で買える日本は、幸運だと思います。
デザインはシンプルなものが多いですが、そこも日本車らしいですね(笑)
つい華やかな海外のスポーツ自転車に目を奪われてしまうこともあるとは思いますが、自転車を選ぶとき、ふと立ち返ってこの親切な日本ブランドを選択肢の一つに加えてもらえればと思います。